ハーフサイズ一眼レフカメラ「オリンパス・ペンF」の魅力 |
オリンパス「ペンF」の魅力について |
オリンパス・ペンFは、1963年(昭和38年)に登場した「世界初のハーフサイズ・一眼レフカメラ」です。 コンパクトな本体に収まるように開発された「ロータリー・フォーカルプレーンシャッター」をはじめ、ハーフサイズ一眼レフが故の特異なファインダー機構など、独創的なメカニズムが組み込まれています。 |
メカニズムもさることながら、デザインも独創的です。 一眼レフでありながら軍艦部が平坦であり、とてもスマートな印象を受けます。このような美しいカメラ「ペンF」を作り上げた「オリンパスの技術力」には感服いたします。 |
今日では、様々なユニーク・デザインのカメラが世に溢れています。とりわけデジタルカメラが主流になってからは、今まででは考えられなかったようなデザインのカメラも出現してきています。 ペンFのデザインは、この様な時代でも埋もれることのない個性豊かなものです。古さを感じさせない、色あせることのない素晴らしデザインだと思います。 |
デジカメとは違い、撮った写真はすぐには見られない…。露出計も内蔵していないし、画質も新しいカメラには及ばないかもしれません。 しかし「ペンF」は、持ち歩くことに喜びを感じることができるカメラです。フィルムを装填し、のらりくらりと散歩をしながら気が向いたらパチリ。一枚撮るごとにフィルムを巻き上げる。おしゃれなペンFと一緒に、スローな一日を過ごすのは良いものです。 ペンFは忙しい日々を送る現代人に、「忘れていた懐かし時間の感覚」を思い出させてくれる不思議なカメラでもあると思います。 |
|
|